オーキッドシード 『エーデルヴァイス』 史絵

メーカー：オーキッドシード
■材質：PVC塗装済み完成品
■サイズ：1/8スケール 約21cm

■原型製作：石長櫻子（植物少女園） 

■発売時期：2008年09月

購入方法：ネット型ホビー通販サイト 購入時期：2010年10月
購入価格：3000円

知る人ぞ知る、知らない人は絶対わからない、アダルトゲーム『エーデルヴァイス』の主人公「中條 史絵」さんのフィギュアです。
もともとこのゲームは、inspireというエロゲメーカーの話題作として発売。ハードボイルドなシナリオと絵の良さもあってヒットするはずでした。・・・・が、2006年末の発売当時のブームは泣きゲーや陵辱物。このゲームの主人公の乾いた世界は泣きには結びつかず、シナリオを読ませるゲームなのでイベントＣＧやＨシーンは少なく、エロ目的での購入にも向いていませんでした。
ゲームは続編を意識しているであろう終わり方だったのですが、メーカーの体力がもたなかったのか立ち消えに。当時は相当ショックを受けました。
で、そんなことを忘れかけた2008年の秋にこれが発売されました。
フィギュア発売元のオーキッドシードさんは「なぜこれを立体化した？」というようなニッチな作品を排出する貴重なメーカーさん。エロゲーのキャラなど、ちょっとHなアダルト路線のフィギュアを多く世に出しています。
でも、なぜこれ発売できたんだろ？

原型製作は植物少女園の石長櫻子さん。グッスマから発売された「supercell feat. 初音ミク ワールドイズマイン」 は特に有名な作品ではないでしょうか。個人的には「匣入り」や「四畳半の明石さん」を推します。少しクセのある造型ですが、儚げな表情と繊細なデザインに魅了されました。


偏見かもしれませんが、オーキットシードでは珍しい繊細な塗り。
衣装に関しては、結構淡白な塗りのイメージがあるメーカーなのですが、ブーツさえも気を抜いた造りではありません。

台座にはゲームのタイトルロゴ

 

肩から背中のラインにかけての破壊力が凄いです

背中を向けた姿が正面と言う、変則的なフィギュアでありながらその魅力を損なうことの無い見事な造型

かつ、正面向きでも破綻の無い造型には感動すら覚えます。髪の処理が気にはなりますが

美しいオパーイ

ちなみに、履いていないのでこれ以上は載せられません

付属のトランクには、史絵の愛銃を実際に収納できます。

上が「ウィンチェスターM1892」
下が「エンフィールドNo.２」
レバーアクションでリロードする銃はロマンです
片手で取り回すには、結構な腕力が必要なんですが・・・・・。







というわけで、『エーデルヴァイス』史絵のフィギュアなんですが、これ実は2体目です。
１体目は予約購入したもので、ずっとケースに入れて飾っていたのですが、とある地震の際に完全崩壊してしまいました。マイナーな作品なので、半ば諦めかけていましたが通販サイトに中古を発見。購入した次第です。これだけの造形物もマイナーなアイテムとして評価が低いのは残念でしょうがありません。原作のゲーム共々、また日が当たるといいのですが。